法教育

中高生のための法教育

現代社会をサバイブするための最低限の法知識

まず皆さんに改めて分かって頂きたいことは、ここが日本国であることです。当たり前のことと怒られてしまうかもしれませんが、この国は、訴訟大国アメリカなどではなく、「和らぎを持ってもって貴しとなす。」という国柄で、もともと争うことが嫌いな国民性なのです。

戦後、高度成長期を経て世界の経済大国へと発展した日本は、その後、バブル崩壊(失われた20年)、リーマンショックなどの経済の大きな循環波動を受けながらも、手厚い社会保障、世界的に見ても良好な治安を維持してきています。人種差別もなく、銃を持って自分を守る必要もなく、世界中の人々が興味を持ち、毎年たくさん訪れる国なのです。

法の理念は正義であり、法の目的は平和である。だが、法の実践は社会悪とたたかう闘争である。 末川博

末川先生は、法の実践は闘争だといいます。グローバル社会になって、国境の壁がどんどん無くなる今日、この言葉には重みを感じます。しかし、私は、法を駆使せずとも平和に生きる、物事を解決することができる社会がもっとも理想だと考えています。私たちははあくまでも日本人である事を認識し、まず挨拶をすること。時間を惜しまず、相手と会話をすること。そしてミスをしたときは、すぐに訂正し、心から素直に謝ること。

こんな時代だからこそ、日本人が日本人であることを改めて認識して、丸い考えを基本に据えて、尖った欧米の考え方が時代にマッチしたものだと鵜呑みにしないこと。できるならば、無駄な争いを避け、争わない生き方を実践し、一度きりの人生を、大切にしてほしいと思っています。

前置きが長くなりましたが、そうはいっても、実社会においては、たった一つの法を知らないばかりに大きな不利益を被ることが少なくありません。子供の頃のケンカは殴り合いでしたが、大人のケンカは法の駆使で勝敗が決まります。法は、武器にも防具にもなります。中でも私は、法を防具として捉え、現代社会をサバイブしていくための法教育をしていきたいと思います。

 

 

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